頭痛などの症状を緩和?月見草オイルがPMSに及ぼす影響

生理前のイライラや頭痛などの症状を月経前症候群(PMS)と呼びますが、病院に行くほどでもないし、ピルを飲むのもなんとなく抵抗があるという方には、サプリメントがおすすめです。

PMS緩和のためのサプリメントを探してみると、よく「月見草オイル配合」という表記を目にすると思います。そこで今回は、月見草オイルがPMSに及ぼす影響について調べてみました。

月見草オイルはγ-リノレン酸が豊富

月見草オイルは月見草の種子から抽出された油脂で、γ-リノレン酸を多く含むことから、現在では様々なサプリメントに使用されています。

もともと月見草は北アメリカ原産の植物で、日本では生育環境が適していないため、野生で見ることはほとんどありませんが、原産地アメリカのネイティブ・アメリカンはすりつぶして傷口に塗ったり、痛み止めの内服薬として古くから利用していました。

炎症を抑える効果に優れており、湿疹や関節リュウマチのほか、花粉症や肝機能の向上にも効果が期待できることが知られています。

γ-リノレン酸は植物性油脂に含まれるリノール酸やアラキドン酸と同じ不飽和脂肪酸の仲間で、適量を摂取することで生活習慣病の予防になると言われています。


月見草オイルがホルモンバランスを整える

月見草オイルがPMSの緩和に発揮する点が、ホルモンバランスを整えることです。PMSのはっきりした原因は未だ解明されていませんが、排卵期にホルモンバランスが大きく変化することが関係していると言われています。

特にPMSに悩んでいる女性の多くは血中のγ-リノレン酸濃度が低いことが知られていますが、γ-リノレン酸の量が少ないと、プロスタグランジンの働きが抑制され、女性ホルモン全体のバランスが崩れるため、PMSの症状が現れやすいと言われています。

月見草に含まれるγ-リノレン酸は、女性ホルモンの一種であるプロスタグランジンの材料となり、ホルモンバランスを整える効果が期待できます。

γ-リノレン酸から作られるプロスタグランジンは様々な器官に影響を及ぼすホルモンで、血管を拡張して血圧を低下させたり、血糖値やコレステロール値を降下させて動脈硬化を防ぐ働きがあることが知られています。

天然に存在するγ-リノレン酸は、月見草に多く含まれていることから、様々なサプリメントに有用成分として配合されているのです。


まとめ

PMSを緩和するサプリメントの多くに配合されている月見草オイルには、ホルモンバランスを整えるγ-リノレン酸が含まれています。PMSで悩んでいる女性はγ-リノレン酸が不足している場合が多いので、月見草オイルがPMS改善につながることが期待できます。

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